さけ袋のブログ

ちょっと人に話したくなるお酒の知識

煙たいAMAHAGAN【AMAHAGAN Edition Peated】

お酒に関する内容を含んでいます。
お酒は20歳になってから

 

皆さまこんばんは。

 

さけ袋のお時間です!

 

本日は長濱蒸溜所のAMAHAGAN(アマハガン)からこちら。

 

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『AMAHAGAN Edition Peated』

 

ピートタイプのブレンデッドウイスキーで定番商品です。

 

AMAHAGANのピートタイプはどんな味わいなのか楽しみですね〜

 

 

 

AMAHAGAN

 

飲み進める前にAMAHAGANについて簡単に探ってみましょう!

 

AMAHAGANをつくっている長濱蒸溜所についての内容はこちらから。

 

AMAHAGANは将来のシングルモルトのリリースに向け、ウイスキーづくりで最も重要な工程である『ブレンド』に焦点を当て生み出されたブレンデッドモルトシリーズです。

 

海外のモルトウイスキーをベースに長濱蒸溜所のモルトを絶妙にブレンドしたウイスキーです!

 

海外モルトがベースになっているので、AMAHAGANは日本洋酒酒造組合が定める『ジャパニーズウイスキーの定義』には当てはまりません

 

2024年現在、AMAHAGANの定番ラインナップは5種類あります。

 

  • エディション No.1
  • エディション No.2
  • エディション No.3
  • エディション 山桜
  • エディション ピーテッド

 

その他にアーティストとコラボレーションした『 YAZŪKA(吉井和哉)』『BEAT EMOTION(布袋寅泰)』や、限定品なども多数存在しています。

 

そして、長濱蒸溜所はAMAHAGANの他に、 長濱蒸溜所の自社蒸留原酒のみを使用した『シングルモルト長濱 THE FIRST BATCH』を 2022年10月11日に発売しました。

 

2024年現在、第3弾『THE THIRD BATCH』まで発売しています!

 

勘の良い方なら分かると思いますが、この『AMAHAGAN(アマハガン)』という名前は『長濱(ながはま)』をアルファベットにして反対から読んだ名前になっています。

 

長濱NAGAHAMA逆から読んで→AMAHAGAN

 
自社原酒のみのシングルモルトシリーズは『長濱』、ブレンデッドシリーズは『AMAHAGAN』で分かりやすく分かられています。
 

シングルモルト長濱に比べて、AMAHAGANはブレンデッドタイプなので手頃で試しやすいです!

 

Edition Peated


今回の『AMAHAGAN Edition Peated』はピートタイプのブレンデッドモルトウイスキーです。


長濱蒸溜所のモルト原酒に、海外産のピートモルト原酒とノンピートモルト原酒を絶妙にブレンドして、その一部をバーボン樽で追加熟成しています。

 

そもそもピートってなに?

 

日本語にすると泥炭(でいたん)です!


ピートとは『ヒース』という野草や水生植物などが、長い年月をかけて炭化したものです。


ウイスキーづくりの麦芽を乾燥させる工程で、ピートの煙で乾燥させると燻されたスモーキーな香りが麦芽につきます。


その麦芽を使用したウイスキーは独特なスモーキーフレーバーが生まれます。

 

ピートにも種類があり、元となる植物によってフレーバーは変わります!


内陸の草木が多い地方のピートを使うと華やかな香りが強く、反対に海の近くなど海藻が多い地方のピートを使うと、薬品や磯のような香りが強くなります。


スモーキーの中でも燻製やBBQのような香りを『ピーティー』正露丸のような薬品臭を『メディシナル』などと表現することもあります。

 

スモーキーなウイスキーは苦手な人は苦手ですが、好きな人はかなりハマります!

 

では実際に飲んでいきましょう!

 

 

 

テイスティング


今回はストレートハイボールでテイスティングしました。

 

Details

【AMAHAGAN Edition Peated】

《度数》47%

《原材料》モルト

 

まずはストレートからです。

 

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色味は綺麗な薄いゴールド色です。

 

・香り


まずはしっかりとしたBBQのようなスモーキーな香りを感じました。


香ばしいナッツの香りや、バニラ、ほろ苦いべっこう飴のようなニュアンスもありました。

 

・味わい

 

口当たりは優しく、炭のようなスモーキーさとバニラの優しい甘さ、モルト感もありました。

 

余韻はそれほど長くなくドライですが、ナッツの香ばしさと、少し柑橘感も感じました。

 

 

お次はハイボールです。

 

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・香り

 

香りは弱いですが、ドライでほんのりと煙たいスモーキーな香りを感じることができました。

 

・味わい

 

ストレートで感じた力強さはなくなったものの、バニラの甘さとスモーキーさを感じました。

 

余韻は少し酸を感じましたが、全体的にはスモーキーであるもののすっきりしているので、重くなく飲みやすかったです。

 

まとめ

 
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今回は『AMAHAGAN Edition Peated』を飲んでみましたが、スモーキーではありますがハイボールにすると軽やかで飲みやすかったです。
 
スモーキーなウイスキーは個性がはっきりしているので、飲んでいると飲み疲れしてしまうことがありますが、AMAHAGANはそこまでどしっとした感じではないので比較的すっきり飲みやすかったです。
 

でも苦手な人は苦手だと思います。。

 
元々スモーキーなウイスキーが苦手でも、飲んでいるうちに好きになる人もいるのでトライしてみるのもありかなと思います。
 

スモーキーなウイスキーも沢山種類があるので幅が広がりますよ!

 
では最後に今回の『ちょっと人に話したくなるポイント』です。
 
ちょい話 POINT
  • 『AMAHAGAN Edition Peated』はピートタイプのブレンデッドモルトウイスキー
  • 『ピート』とは野草や水生植物などが長い年月をかけて炭化したもの
  • ピートにも種類があり、元となる植物によってフレーバーは変わる
 
皆さまも是非一度、試してみてはいかがでしょうか?
 

 

 
では。

 

 

 

 

 


 

 
 

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