お酒は20歳になってから
皆さまこんばんは。
さけ袋のお時間です!
本日はアイリッシュウイスキーのこちら。
『バスカー シングルモルト』
バスカーの定番ラインナップの中の1つです。
ブレンデッドタイプは美味しくてコスパも良かったので今回のシングルモルトも期待できます!
バスカー
飲み進める前にバスカーシングルモルトについて簡単に探ってみましょう!
アイリッシュウイスキーの定義についてはこちら。
バスカーをつくっている『ロイヤルオーク蒸留所』は2016年にアイルランド南東部、カーロウ州で創業されました。
創業者であった『バーナード・ウォルシュ』の名前から当初は『ウォルシュ蒸留所』という名前でしたが、2019年にイタリアの酒類メーカーが買収し、『ロイヤルオーク蒸留所』という名前になりました。
ロイヤルオーク蒸留所の特徴は『2回蒸留のモルトウイスキー』と『3回蒸留のポットスチルウイスキー』『グレーンウイスキー』の3種類をつくれるところです。
世界でも珍しい蒸溜所です!
今回のバスカーは『シングルモルト』ですので、モルト原酒のみを使用しています。
ポットスチルで3回蒸溜したバーボン樽原酒と、シェリー樽原酒をバランス良くブレンドされており、味わいの引き立つ44.3%でボトリングされています。
この44.3%というアルコール度数の刻み方がこだわりを感じさせます!
リニューアル
バスカーの定番ラインナップは今回のシングルモルトを含めて4種類発売しています。
- ブレンデッド(緑)
- シングルグレーン(赤)
- シングルモルト(青)
- シングルポットスチル(グレー)
他にも2024年1月下旬から選び抜かれた少数の樽から瓶詰めされた、『スモールバッチ シングルポットスチル』も発売しました。
このスモールバッチも今後シリーズ化していきそうですね!
そして2024年7月下旬から『シングルシリーズ』と呼ばれる3つの構成原酒に焦点を当てたシリーズがリニューアルしました。
シングルシリーズは『シングルモルト(青)』『シングルグレーン(赤)』『シングルポットスチル(グレー)』3種類です。
ブレンデッド以外です!
リニューアル前はスクリューキャップでしたが、リニューアル後はコルク栓に変更されています。
ボトルの底も厚くなり、重厚感が増しています。
デザインはスモールバッチと同じになりましたね!
個人的に重厚感が増したのは良いですが、ラベルでの違いが分かりにくくなったような気もします。
では実際に飲んでいきましょう!
テイスティング
今回はストレートとハイボールでテイスティングしました。
【バスカー シングルモルト】
《度数》44.3%
《原材料》モルト
まずはストレートからです。
色味は濃いめの琥珀色で、ブレンデッドの緑と比べても少し濃いです。
・香り
バニラやはちみつの甘い香りと、バナナや南国の芳醇なフルーツの香りを感じました。
ナッツのような香ばしさもほんのりと感じられました。
・味わい
優しいクリーミーな甘さから洋梨のフルーツ感、余韻にかけてスパイシーな印象とビターさもありました。
口当たりは柔らかいですが、アルコールのアタックも多少ありました。
お次はハイボールです。
・香り
ハイボールにするとそこまで香り立ちが良い方ではありませんが、青リンゴやミントのようなすっきり爽快な香りを感じました。
・味わい
クリーミーさは消えたものの、はちみつの優しい甘さ、青リンゴのフルーツ感、余韻には少し渋みも感じられました。
すっきりして飲みやすいですがモルト感もあり、どしっとした飲みごたえを感じました。
まとめ
今回は『バスカーシングルモルト』を飲んでみましたが、個人的にハイボールとして飲むのであれば緑のブレンデッドの方が好みでした。
アイリッシュウイスキー特有の飲みやすさはあるもののどしっとした印象で、すっきり喉越しで飲みたいのは緑かなと思います。
逆にシングルモルトの青はゆっくり楽しめるので、食後に飲みたい1本です。
残りの2種類もいずれレビューしてみようと思います。
では最後に今回の『ちょっと人に話したくなるポイント』です。
- ロイヤルオーク蒸留所は3種類の原酒をつくることができる
- モルト原酒のみを使用したバスカー
- 2024年7月下旬からリニューアル
皆さまも是非一度、試してみてはいかがでしょうか?
では。
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