お酒は20歳になってから
皆さまこんばんは。
さけ袋のお時間です!
本日はスコッチウイスキーのこちら。
『グレンキンチー 12年』
主にジョニーウォーカーなど、ブレンデッドウイスキーに使用されています。
個人的に好きな1本です!
グレンキンチー
飲み進める前にグレンキンチーについて簡単に探ってみましょう!
グレンキンチー蒸留所はスコットランドの首都エジンバラ近くのイースト・ロージアンに位置し、1837年に創業されました。
ローランド地方なのでローランドモルトとも呼ばれています!
ローランドモルトで他に代表するのは『オーヘントッシャン』や『ブラッドノック』などもあります。
スコットランド北部のハイランドと呼ばれる地域は山が多く自然豊かな環境なのに対して、南部のローランドはなだらかで、穀物が多い地域です。
グレンキンチーはローランドで収穫された大麦が原材料として使用しています!
ローランドでつくられるウイスキーは軽やかな味わいのものが多く、繊細で花のような香りなど、女性的なニュアンスが特徴です。
1925年からイギリスに本社を置く、世界でも最大規模の酒造会社『ディアジオ社』がグレンキンチー蒸留所を所有しています。
ディアジオは『カリラ』や『タリスカー』など名だたる蒸溜所を所有しています!
1990年代頃から『ジョニーウォーカー』の骨格を構成する重要な蒸溜所のひとつとなっています。
他にも『ヘイグ』や『ディンプル』もグレンキンチーの原酒を使用しています。
グレンキンチー蒸留所で生産されているウイスキーのうち、ブレンデッドウイスキーとして90%程度使用されているそうです。
そんなグレンキンチーは限定品を除くと、現行のスタンダードボトルとしては今回の12年のみしか販売されていません。
他の年数も定番品として販売してほしいですね〜
では実際に飲んでいきましょう!
テイスティング
今回はストレートとハイボールでテイスティングしました。
【グレンキンチー 12年】
《度数》43%
《原材料》モルト
色味は明るい琥珀色です。
まずはストレートからです。
・香り
柔らかく甘い麦の香り、バナナや洋梨のようなクリーミーなフルーツも感じました。
全体的に麦のニュアンスが強く、柔らかく優しい香りでした。
・味わい
優しい口当たりで、コクのある黒糖や、麦の甘さ、柑橘系のフルーツを感じました。
白い花の香りが余韻にかけて抜けていき、少しスパイシーさもありました。
お次はハイボールです。
・香り
ストレートで感じた麦の甘さは控えめになりましたが、すっきりとした柑橘系の爽やかな香りが出てきました。
・味わい
全体的にはすっきりとしたドライな味わいですが、クッキーのような香ばしさと、優しい甘さを感じました。
余韻はそれほど長くありませんが、ビターな印象です。
まとめ
今回は『グレンキンチー 12年』を飲んでみましたが、パンチはないものの優しく繊細な味わいでした。
個人的には割って飲む場合はハイボールよりも、水割りの方がフローラルさや柔らかい甘さが感じられて好みです。
僕が初めてグレンキンチーを飲んだのも、バーで水割りをおすすめされたのが初めてだったので、それから水割りで飲む銘柄という位置付けになっています。
グレンキンチーは癖がそれほどないので、ウイスキーを最近飲み始めた人でも楽しめると思います。
基本的には箱付きで販売されていて値段もお手頃で、ボトルもシンプルでオシャレなので、お酒が好きな方へのプレゼントとしても良いかと思います。
ちょっとセンスがあるなと思われそうなチョイスです!
では最後に今回の『ちょっと人に話したくなるポイント』です。
- 1837年に創業された
- ジョニーウォーカーに使用されている
- 生産されているウイスキーの90%程度がブレンデッド用
ギフトでも自分用にもおすすめです。
では。
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