お酒は20歳になってから
皆さまこんばんは!
さけ袋のお時間です。
本日はニッカから発売されたブレンデッドモルトウイスキーのこちら。
『ニッカ セッション』
ニッカウヰスキー6年ぶりの新ブランドです。
青色の特徴的なボトルは目を惹きますね!
ニッカ セッション
飲み進める前にニッカ セッションついて簡単に探ってみましょう!
『ニッカ セッション』は2020年9月29日にニッカウヰスキーから6年ぶりに新ブランドとして発売されました。
値段は700mlが希望小売価格 税込¥4,620で、180mlのミニボトルが税込¥1,265です。
ボトルはニッカの『竹鶴』や『余市』、『宮城峡』と同じ定番のボトルが採用されています。
2014年の『ザ・ニッカ』発売から6年ぶりの新商品です!
『ニッカ セッション』に使われている原酒は、ニッカウヰスキーが保有する『余市蒸溜所』『宮城峡蒸溜所』のモルト原酒と、スコットランドの『ベン・ネヴィス蒸溜所』のモルト原酒です。
スコットランドと日本のモルトが出会い、互いの個性を発揮しながら奏でる音楽をイメージし『ニッカ セッション』と名付けられました。
日本のモルト原酒と海外のモルト原酒をブレンドしているので、ワールドブレンデッドモルトウイスキーです!
一般的に『ブレンデッドウイスキー』というと、『ブラックニッカ』の様なモルトとグレーン原酒をブレンドしたウイスキーが主流ですが、『ニッカ セッション』はモルト原酒のみをブレンドしたウイスキーです。
ボトルのラベルにか描かれた『NIKKA SESSION』の『S』をあえて向かい合わせにして、背景に五線譜をデザインし『奏楽』と記すことで、異なる個性のモルトのぶつかり合いと、それにより奏でられる心地よい音楽をイメージしたウイスキーであることを表現しています。
日本とスコットランドのウイスキーの協演ということです!
サントリーから2019年に発売された『碧Ao』も世界のウイスキーをブレンドしたワールドブレンデッドウイスキーですが、『ニッカ セッション』はその中でもモルト原酒のみをブレンドしています。
発売当時は品薄でしたが、2024年現在は比較的どこでも買えて、値段も場所によっては4千円以下で購入できます。
では実際に飲んでいきましょう!
テイスティング
今回はストレートとハイボールでテイスティングしました。
【ニッカ セッション】
《度数》43%
《原材料》モルト
まずはストレートからです。
色味は明るい薄めの琥珀色です。
・香り
やわらかいバニラの甘い香りと、熟した赤いりんごのフルーティーな香りを感じました。
ほんのりと余市由来のスモーキーな香りもあり、りんご飴のようなニュアンスも感じました。
・味わい
クリーミーな甘さからモルトの穀物感、余韻に酸味やビターさも感じられ、全体的にドライで若さを感じました。
甘さの伸びはそれほどなく、余韻にかけて複雑さが増す味わいでした。
お次はハイボールです。
・香り
ほんのりとフレッシュなりんごのフルーツ感と、すっきりとした甘い香りを感じました。
スモーキーな香りは感じられませんでした。
・味わい
バニラのクリーミーな甘み、洋梨のフルーツ感から余韻に酸味と渋みを感じました。
ハイボールでも全体的にすっきりとしたドライな味わいで、モルトのみではありますが重厚感それほど感じられませんでした。
まとめ
今回は『ニッカ セッション』を飲んでみましたが、モルトウイスキーのドシっとした味わいではなく、軽めの味わいでした。
特にハイボールはウイスキーの割合を多めにした方が美味しく飲めるかなと思います!
オフィシャルではトニック割やジンジャー割、などカクテルとして飲むのをお勧めされていましたが、ソーダで割るとちょっと複雑さが増して飲みにくく感じる人もいるかなと思いました。
それこそトニックやジンジャーエールで割るのは美味しいと思います!
ちなみに青色のボトルには、ウイスキーのイメージにとらわれず、もっと自由に楽しんでほしい、『開放』『自由』への想いが込められているそうです。
では最後に今回の『ちょっと人に話したくなるポイント』です。
- 2014年の『ザ・ニッカ』ぶりの新商品
- 日本と海外のモルト原酒のみをブレンドしている
- 心地よい音楽をイメージしたウイスキー
皆さまも試してみてはいかがでしょうか?
では。
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