お酒は20歳になってから
皆さまこんばんは。
さけ袋のお時間です!
先日のバドワイザーの記事はお読みいただけたでしょうか?
本日はその続編です。
『バドワイザーゼロ』
バドワイザーのノンアルコールです。
せっかくなので今回は通常のバドワイザーと飲み比べてみました!
海外のノンアルコールビールは興味深いですね〜
バドワイザー ゼロ
飲み進める前にバドワイザーゼロについて簡単に探ってみましょう!
本国のアメリカでは2020年から発売していましたが、日本では2022年8月23日に発売されました。
『脱アルコール製法』でバドワイザーからアルコール分を除去し、バドワイザー本来の味わいを楽しめるノンアルコールビールテイスト飲料です。
バドワイザー同様に厳選された素材、徹底した品質管理と伝統の『ビーチウッド製法』など、こだわった製造工程で作られています。
ビーチウッド製法?
ビール作りの発酵工程で酵母の代わりに『ビーチウッド(ぶなの木)』を入れることにより、発酵がスムーズに進み、フルーティーな香りとバドワイザー独特の味わいが生まれます。
詳しくはこちら。
開発の背景には世界的な健康意識の向上、生活スタイルの多様化など健康を気遣う流れがあります。
近年ノンアルコール飲料の人気が上がっていることも開発の後押しになったようです!
世界的に健康のため『お酒は飲めるけれど、あえて飲まない』『Sober Curious(ソーバーキュリアス)』というライフスタイルが注目が集まっています。
パッケージは通常のバドワイザーと色が違い、プルトップの王冠もゼロの方にはありません。
調べたところ本国の方はプルトップに王冠があるようです。
バドワイザーらしい赤と白もかっこいいですが、グレーと白もスタイリッシュですね!
ノンアルコールビール
そもそもノンアルコールビールとはなんなのか?
子供ビールと何が違うのか?
気になりますよね!!
ノンアルコールビールは、正式には『ノンアルコールビールテイスト飲料』と言います。
酒税法により、アルコール度数が1%以上のものが『酒類』に分類されますので、日本では1%未満をノンアルコールビールと分類します。
しかし、アルコール度数が0.1%程度でも『低アルコール』や『微アルコール』と表記することもあります。
じゃあ『低アルコール』や『微アルコール』を飲んで運転しても大丈夫?
1%未満なので法律上は『お酒』ではありませんが、飲む量や体質によっては酒気帯び運転になる可能性があるのでダメなようです。
現在ノンアルコールビールの作り方はいくつかあるようですが、その中でも大きく2つに分けられます。
- 発酵工程でアルコール生成量を抑制し、アルコール度数が1%を超えないようにする製法
アルコールを発生させる酵母を途中で取り除いたり、温度を下げて発酵を止めるなどの方法があるようです。
- 通常のビールからアルコール分を除去する『脱アルコール製法』
今回のバドワイザーゼロは『脱アルコール製法』です!
日本で『脱アルコール製法』は酒税法の関係であまり取り入れられていません。
なぜ??
酒税はアルコール度数が1%未満のものにはかかりませんが『脱アルコール製法』は一度、通常のビールを作ってからアルコールを除去するので、酒税がかかってしまうのです。
ノンアルコールを作ったのに酒税がかかってしまう製法なのです!
その他にも高額な設備投資が必要なこともあり、利益が出しにくいといった理由もあります。
では、実際に飲んでいきましょう!
テイスティング
今回は通常のバドワイザーと飲み比べをしましたので、比較をしていきます。
【バドワイザー】
《度数》0.0%
《原材料》麦芽・米・ホップ・炭酸
酸化防止剤・pH調整剤
プロピレングリコール・ステピア末・香料
色味は通常のバドワイザーと遜色なく、ほぼ違いはありませんでした。
・香り
ほんのり麦芽の香りと、レモンなど柑橘系の香りも少し感じられました。
通常のバドワイザーと同様に、ビールらしい深い麦芽の香りなどは薄くビールらしさはそれほど感じられませんでした。
・味わい
ビールらしい苦味は弱くスッキリしていますが、後味にレモンティーのような酸味と渋みが残りました。
飲み口は飲みやすいですが、余韻は少し水っぽさも感じられました。
通常のバドワイザーと比べて、苦味の少ない飲みやすさは同じですが、後味の酸味と渋みが際立って違う点でした。
まとめ
今回、実際に飲み比べて感じたことは
ほんとにアルコールを除去しただけか!?!?
というほど違いました。笑
僕は普段から通常のバドワイザーを飲んでいるので、より強く違いを感じたのだと思います。
それもそのはず、原材料を見てお気づきの方もおられると思います。
添加物がかなり含まれています!!
バドワイザー ゼロに限らず、ノンアルコールビールはなるべくビールの味に近づけながら、カロリーや糖質を抑えているので味わいの調整が必要になります。
添加物を使用していないノンアルコールビールも存在していますが、市場に出回っている多くは添加物が含まれています。
ノンアルコールだから健康に害はない!というわけではなさそうですね。。。
では最後に今回の『ちょっと人に話したくなるポイント』です。
- 通常のバドワイザーと同様の『ビーチウッド製法』
- ビールからアルコール分を除去する『脱アルコール製法』
- 『脱アルコール製法』には酒税がかかる
皆様も一度、試してみてはいかがでしょうか?
では。
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