お酒は20歳になってから
皆さまこんばんは。
さけ袋のお時間です!
本日は、以前のイオンのウイスキーくじで当たったこちら。
『インヴァネスクリーム』
イオンのお酒売り場の低価格スコッチコーナーに並んでいるのをよく見かけます。
情報が少ないので少し怖いですが、初めて飲むので楽しみです!
インヴァネスクリーム
飲み進める前にインヴァネスクリームについて簡単に探ってみましょう!
『インヴァネスクリーム』という名前はスコットランドの北東部、ハイランド地方の首都でもある『インヴァネス』から付けられています。
ちなみにハイランド地方はスコットランドで最も広い面積を持っています!
肝心な蒸溜所の情報はなく、中身の原酒も不明です。
以前は年数表記ありのインヴァネスクリームも存在しておりましたが、それとは別物になっているようです。
恐らく、イオンとやまやの共同出資によるワインを基軸商品とした専門輸入商社の『コルドンヴェール社』が輸入しているので、海外から『バルクウイスキー』を買い付けて瓶詰めしていると思われます。
バルクウイスキー??
『バルクウイスキー』とは既にブレンドされたウイスキーを大容量のタンクに詰めたものです。
バルクウイスキーの特徴はどこの原酒が使われているのか非公開なところです。
ただ、ある程度の地域などを絞れば割り出せるところもあるようです。
もちろんバルクウイスキーだからといって質が悪いというわけではありません!
以上のことからインヴァネスクリームはハイランド地方の蒸溜所のバルクウイスキーを使用しているのではないかなと思われます。
※あくまで推測です。
ハイランドで作られるウイスキーは広大な地域なので多種多様ですが、インヴァネスが位置する北ハイランドは全体的に香りと味わいのバランスが良いことが特徴です。
有名なところだと『グレンモーレンジィ蒸溜所』があります!
海に面していることから、海岸近くに建てられた蒸留所で作られたウイスキーはスモーキーな香りや潮の香りを感じられるのも特徴的です。
では実際に飲んでいきましょう!
テイスティング
今回はストレートとハイボールでテイスティングしました。
【インヴァネスクリーム】
《度数》40%
《原材料》モルト・グレーン
まずはストレートからです。
色味は薄くもなく濃くもなく、まさにウイスキーらしい琥珀色です。
恐らくカラメル色素で色味を調整していると思います。
・香り
はじめは炭のようなスモーキーな香りとほんのり甘い、バニラのような香りを感じました。
その後は接着剤のような酸味を感じる香りとアルコール感が印象的でした。
・味わい
伸びはありませんが、バニラのような甘さとほんのり樽感を感じました。
後味は少し塩味を感じる味わいでした。
アルコール度数がそれほど高くないのもありますが、思ったほどピリピリしたアルコール感はありませんでした。
お次はハイボールです。
・香り
薄くバニラのような甘い香りを感じました。
価格帯的に期待はしていませんが、そこまで香りが豊かなタイプではありません。
・味わい
ソーダで割った途端に塩味というのか、酸味が前面に出てきました。
若干のスモーキーさもありますが、やはり塩辛さが目立っていたので食中酒には合わないかなと思います。
まとめ
今回は『インヴァネスクリーム』を初めて飲んでみましたが、すごく不味い訳でも美味しい訳でもありませんが、わざわざ自分で購入することはないかなと思いました。
価格帯的にもストレートで楽しむ銘柄ではないのかなと思いますが、肝心のハイボールも個人的にはあまり美味しく感じませんでした。
ハイボールよりも水割りの方が合いそうです!
イオンのお酒売り場には低価格スコッチのコーナーがありますが、変に挑戦するよりも安定した『角』や『ブラックニッカ』の方が安全なのかもしれません。
開けてから時間が経つと少し味わいは変わるので、また時間をおいて飲んでみようと思います。
では最後に今回の『ちょっと人に話したくなるポイント』です。
- スコットランド ハイランド地方の首都『インヴァネス』が名前の由来
- イオンが出資している専門輸入商社の『コルドンヴェール社』が輸入
- 詳細な情報はないので恐らくバルクウイスキー
皆さまも機会があれば試してみてはいかがでしょうか?
では。
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