お酒は20歳になってから
皆さまこんばんは。
さけ袋のお時間です!
本日はリニューアルした山崎蒸溜所の見学についてです!
前も行ってなかった?
行きました!
今回は改修工事後の見学です!
前回2022年12月に訪問した内容はこちらから。
山崎蒸溜所
山崎蒸溜所についての簡単な歴史はこちらをお読みください。
山崎蒸溜所は2023年5月から改修工事に伴い、見学を休止していました。
2023年はサントリーがウイスキー造りをはじめて100年の節目なので、さらなる品質向上のため、山崎と白州蒸溜所の改修工事しました。
100億円規模の設備投資をしています!
山崎蒸溜所は『フロアモルティング』と言われるウイスキーの本場、スコットランドの伝統的な精麦工程を可能にするスペースを作りました。
そして、ウイスキーの品質研究のための小型蒸留施設『パイロットディスティラリー』に直火加熱と、電気式加熱が可能な蒸留釜も導入しました。
つまり、山崎を更に進化させる為の工事です!
2023年5月から蒸溜所の見学が休止され、2023年11月1日より見学が再開されました。
何か変わったの?
休止前の見学は『無料』と1,000円の『有料見学ツアー』の2種類でしたが、2023年11月から無料を含めて3種類になりました。
- 無料見学
山崎ウイスキー館という、操業当初は瓶詰工場だった場所で、サントリーの歴史と山崎の歴史を展示物から体感できます。 - 山崎蒸溜所ものづくりツアー (3,000円)
実際の製造工程を見学でき、説明を受けながら山崎の構成原酒(非売品)などをテイスティングすることができます。
約80分のツアーになっており、ツアー終了後には山崎オリジナルのテイスティンググラスをお持ち帰りできます。 - 山崎蒸溜所ものづくりツアープレステージ (10,000円)
プレステージツアーでしか立ち寄れない製造エリアや、プレステージツアーのみ利用できるゲストルーム『The YAMAZAKI』でテイスティングができます。
ツアー時間は120分です。
新しく追加されたプレステージツアーは3,000円の有料ツアーの上位版です!
3,000円のツアーのティスティングは年数表記なしの山崎の構成原酒を飲むことができ、プレステージツアーでは山崎12年の構成原酒がメインのようです。
ちなみに『無料』『有料』問わず有料のティスティングカウンターとギフトショップは利用できます。
2023年5月までの見学は『無料』『有料』どちらも先着で予約することができましたが、2023年11月から有料ツアーは全て抽選になりました。
一部キャンセル枠などは先着で取ることができるようですが、基本的には抽選です。
そしてこの抽選がまた当たらない。。
というわけで、今回も先着で取れた無料の見学に行ってまいりました!
リニューアル山崎蒸溜所
電車で向かう場合は『JR山崎駅』の方が近いですが、僕は今回も阪急電車で行きました。
阪急大山崎駅のホームから山崎蒸溜所を見ることができます!
歩いて900mとGoogleマップに表示されていましたが、歩いて向かうと少しずつ山崎蒸溜所の建物が近くなってくるのでワクワク感からそれほど距離は感じません。
道の途中には山崎蒸溜所への道案内の看板も点在しております。
そして
ドン!!
やはり近くで見ると大きくて迫力があります!
以前は入口のすぐ近くの窓口で受付をしましたが、『山崎ウイスキー館』に直接行って受付に変わっておりました。
受付を済ませると、首から下げる入館証をいただけます。
中に入っている小さなカードはステッカーになっているので、帰る時にストラップのみ返却してステッカーは持ち帰ることができます。
以前は小さいパンフレットとコースター型の入館証でした。
まずは1階でサントリーと山崎の歴史を当時の広告やボトルなどの資料の展示を見ていきます。
このエリアはリニューアル前から大きくは変わっていないように感じました。
2階にも展示物がありますが、ここが大きく変わっており、山崎の初代から現在までの歴史をボトルで展示されていました。
その中にはこんなものもありました。
山崎55年!!
中身が本物かは分かりませんが、山崎55年は2020年に香港のオークションで約8515万円で落札され、日本のウイスキーでの最高値になりました。
見れただけでテンションが上がりました!
ギフトショップはほとんど変わりなく、今回も蒸溜所限定のウイスキーに巡り合うことはできませんでした。
以前から増えた商品もあり、主にアパレルが新しく追加されていました。
Tシャツ、キャップ、ハンドタオルが販売されており、単なる山崎蒸溜所のオリジナルではなく、日本のファッションブランド『TAKEO KIKUCHI(タケオキクチ)』とのコラボ商品でした。
他にもコラボアイテムでグラスも販売されていました。
こちらは白州蒸溜所でも白州バージョンが販売されているようです。
キャップとグラスは次行ったら買おう!!
ウイスキーはミニボトルの山崎があったぐらいで、特に珍しいものはありませんでした。
というわけで今回は手ぶらでギフトショップを後にしました。
テイスティング
お次は1階にある有料テイスティングカウンターに向かいます。
ここは以前からリニューアルされて、より広くなったように感じました。
ポットスチルの中にカウンターが入っているような構造に変わっておりました。
すごい!!
写真スポットとしても有名な通路の壁一面に飾ってあった原酒のボトルも変わっており、以前より本数は減らしてありますがより綺麗に見やすくなっておりました。
こちらが以前の写真です。
リニューアル後がこちらです。
写真で見ても明るく見やすく変わっております。
さぁここからはテイスティング!
といきたいところですが、前日に酷い頭痛でダウンしておりましたので大事をとって今回は自粛しました。
本当は1週間前から山崎25年を飲む気満々だったのに。。
ちなみに有料テイスティングのメニューに変わりはなかったのですが、少し値上がりしておりました。
『超長期熟成ウイスキー体感セット』という『山崎18年』『白州18年』『響21年』の3杯セットは2022年12月に訪れた際は2,400円でしたが、3,000円に値上がりしておりました。
山崎25年は1杯3,700円でしたが、4,000円に値上がりしておりました。
市場的には値上がっても安いんだけどね。
まとめ
今回も無料の見学でリニューアルした山崎蒸溜所を見学しましたが、変わっているところは大きく変わっており、以前との違いを感じることができました。
ちなみに平日でしたが割と人が多く、海外の人がかなり多かった印象です!
ギフトショップと有料テイスティングカウンターは無料と有料のツアー参加者も同じ場所なので分かりましたが、有料のツアーに参加した方は『シングルモルト山崎』の入った紙袋を持っている方が多かったです。
恐らく有料ツアーに参加した方のみ、購入権があるようです。
毎回買えるのかは分かりませんが、最近の山崎の人気だと、それを目当てにツアー参加する方もいそうですね。
山崎の購入権はいらないので次こそ有料ツアー参加させてください!!笑
帰りに気付いたのですが、外の通路に設置されたゲートをよく見ると役目を終えたポットスチルで作られていました。
1989-2018年まで使われていたということでしょう。
思わず触ってしまいました。
そんな細かな仕掛けもリニューアルして追加されていました。
(見落としているところもあるかと思います。)
また有料ツアーに参加できればその内容をレポートしようと思います。
では最後に今回の『ちょっと人に話したくなるポイント』です。
- 2023年11月1日から見学が再開
- 新たにプレステージツアーが追加された
- 有料見学は抽選
皆さまも機会があれば訪れてみてはいかがでしょうか?
では。
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