お酒は20歳になってから
皆さまこんばんは。
さけ袋のお時間です!
本日はリカーズベストのウイスキーくじで当たったこちら。
『碧Ao』
世界5大ウイスキーの原酒がブレンドされているプレミアムブレンデッドウイスキーです。
見ることは多いボトルですが、飲んだのは今回が初めてです!
世界5大ウイスキー
飲み進める前に碧Aoについて簡単に探ってみましょう!
碧Aoは2019年4月にサントリーから発売されました。
初回の発売日は2019年4月16日で当初は数量限定での発売でした。
今ではどこでも見かけますね〜
2022年6月には碧Aoをよりスモーキーにした『碧Ao SMOKY PLEASURE』が発売しました。
ラベルに『SUNTORY WORLD WHISKY』と書かれている通り、日本だけではなく世界のウイスキーをブレンドしています。
サントリーの子会社で、アメリカに本社を置く『ビームサントリー社』が保有する世界5大ウイスキーの原酒がブレンドされています。
世界5大ウイスキー??
世界的なウイスキー生産国として有名な『スコットランド』『アイルランド』『アメリカ』『カナダ』そして『日本』です。
今ではジャパニーズウイスキーが世界に通用するのは誰もが知っていることだと思いますが、この『世界5大ウイスキー』と言い出したのは日本だと言われています。
自称してたってこと?
諸説あるみたいですが、日本のウイスキーは世界的な品評会でも受賞歴があるので、今の状況を考えると世界から見てもそう思ってもらえると思います。
実際にサントリーの『山崎』『白州』『響』は数々の賞を受賞しています!
そんなサントリーが新たな試みとして、世界各国のウイスキーをブレンドしたのが碧Aoです。
サントリーは日本で保有している『山崎』『白州』『知多』以外にも海外で蒸溜所を保有しています。
- スコットランド
『アードモア蒸溜所』
『グレンギリー蒸溜所』
『オーヘントッシャン蒸溜所』
『ボウモア蒸溜所』
『ラフロイグ蒸溜所』 - アイルランド
『クーリー蒸溜所』
『キルべガン蒸溜所』 - アメリカ
『ジムビーム蒸溜所』
『メーカーズマーク蒸溜所』 - カナダ
『ハイラムウォーカー蒸溜所』
『アルバータ蒸溜所』
上記の他にもサントリーは『マッカラン』の株式も保有しています。
改めて見るとサントリーは凄いですね〜
碧Ao
実際にどこの原酒がブレンドされてるの?
碧Aoに実際使われている原酒は
- 山崎
- 白州
- ジムビーム
- クーリー
- アルバータ
-
グレンギリー
6つの蒸溜所の原酒が使用されています!
世界と日本をつなぐ、『海』の深く美しい色、『碧(アオ)』が名前の由来になっており、ブランドカラーにもなっています。
世界5大ウイスキーの原酒をブレンドしていることにちなんで、ボトルの形は『五角形』になっています。
写真では四角形に見えてしまいますね。。
ボトルに書かれた『Ao』という文字は、サントリー 『響』の文字も書いている書道家 荻野丹雪氏が書いています。
英語の『Ao』を墨文字で書くことで、世界の原酒と日本の匠の技の融合を表現しています。
碧Aoは1杯で世界5大ウイスキーの個性を感じられます。
ここまでで興味を持つ方は多いかと思います。
僕もそうです!
しかし!
碧Aoはウイスキーくじのいわゆるハズレ枠や、『山崎』『白州』の抱き合わせ要員など、不遇な扱いをされがちです。
一体なぜなのか?
実際に飲んで確かめてみましょう!!
テイスティング
今回はストレートとハイボールでテイスティングしました。
【碧Ao】
《度数》43%
《原材料》モルト・グレーン
まずはストレートからです。
色味は薄めの黄金色で、黄色っぽい明るめの色です。
・香り
甘いバニラやキャラメルのような香りと、ナッツ系の香ばしさを感じました。
ほんのりスモーキーな香りも感じましたが、甘い香りと穀物やナッツの香ばしい香りが特徴的でした。
・味わい
口当たりはまろやかで、バニラの甘さから樽の焦げたような香ばしさを感じました。
余韻は長くありませんが、若干のスモーキーさとスパイシーな味わいもありました。
味わいはバーボンの特徴が強く出ているように感じました。
お次はハイボールです。
・香り
少しフルーティーな香りと、ナッツの香ばしさを感じました。
香り立ちが特別良いという感じではありませんでした。
・味わい
クリーミーでドライな甘さから、余韻で樽の香ばしさ、渋味も感じました。
どしっと飲みごたえがあるハイボールという感じではなく、全体的にはドライでしっかりとした特徴は掴みにくい味わいでした。
まとめ
今回は『碧Ao』を飲んでみましたが、味と値段が釣り合ってるかと言えば難しいところかなと思いました。
世界5大ウイスキーをブレンドしているという試みは実験的で面白いですが、飲んでみると複雑で個性が調和しているとは言いづらい味わいでした。
決して不味いということではありませんが、5大ウイスキーをブレンドして上手くまとめるという感じではなく、それぞれの個性をぶつけ合わせたように感じました。
ハイボールはドライですっきりして飲みやすいので、食中酒としては良いかと思います。
ただ値段が少しネックなところです。。
値段における価値観は人それぞれですが、希望小売価格は5,000円ですので常飲酒としては少し高く感じてしまいます。
かと言ってご褒美として買うにはちょっと物足りなさも感じます。
同じサントリーなら切り口は違いますが、『ローヤル』や『リザーブ』の方が安くて美味しいので満足感があります。
あくまで個人の意見です!!
ただ、今後リニューアルされたり年数表記のついた『碧Ao』が出たりなどの伸び代はあるかと思います。
では最後に今回の『ちょっと人に話したくなるポイント』です。
- 2019年4月に発売
- 世界5大ウイスキーをブレンドしている
- 名前の由来は世界と日本をつなぐ『海』の深く美しい色から
皆さまも試してみてはいかがでしょうか?
では。
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